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Zoomのプランを徹底解説!最適なプランの選び方 

2023/02/03

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Zoomの新プランとして「Zoom One」が提供開始されたというニュースをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ミーティングやチャットだけでなく、電話やホワイトボード機能などを企業のニーズに合わせて取捨選択して利用できるZoom Oneは、これからZoomを導入する場合の第一の選択肢となります。 

Zoom Oneには6種類のプランが存在しますが、これらのプランに関する情報はまだまだ少ないのが現状です。そこでこの記事では、各プランの特徴や価格などを紹介しつつ、それぞれのプランがどのような企業に向くのか解説します。 

Zoomの新プラン「Zoom One」とは

2022年7月Zoom社は新しいプラン体系としてチャット、電話、ミーティング、ホワイトボードなどを統合的に利用できる「Zoom One」を発表しました。Zoom OneはミーティングツールとしてのZoom Meetingsだけではなく、Zoom社が提供する様々なサービスを利用することができるパッケージプランです。 

Zoom Oneでは、企業規模や利用ニーズに応じて、以下の6つのプランから自社にあったものを選択することができます。 

 

概要 

価格 

ライセンス数制限 

Zoom One Basic 

無料で利用できる最も基本的なプラン 

無料 

なし 

Zoom One Pro 

小規模利用を想定したプラン 

20,100円/年
/ユーザー
 

1-9ライセンス 

Zoom One
Business 

ビジネスユース向けの標準的なプラン 

26,900円/年
/ユーザー
 

10ライセンス以上 

Zoom One
Business Plus 

Zoom One Businessプランに加えてクラウド電話Zoom Phoneも利用できるプラン 

31,250円/年
/ユーザー
 

10ライセンス以上 

Zoom One
Enterprise 

大規模利用向けプラン 

個別見積 

250ライセンス以上 

Zoom One
Enterprise Plus 

Zoom One Enterpriseに加えて、会議室や固定電話などを利用できるプラン 

個別見積 

250ライセンス
以上
 

Zoom Oneで選択できるプラン

以下では、各プランの特徴を紹介していきます。 

Zoom One Basic

Zoom One BasicはZoom Oneの中で最も基本的なプランであり、無料で利用することができます。無料プランとは言え、Zoom Chatやホワイトボード、翻訳機能などを利用することも可能です。 

ただし、Zoom One Basicプランは従来のZoom無料プランと同様にミーティング時間が最大40分に制限されるなど、機能に制約があります。企業で利用する上ではZoom One Basicプランは機能的に不十分であるため、後述する各有料プランの利用が望ましいといえます。 

Zoom One Pro

Zoom One Proプランは、小規模利用を想定したZoomの有料プランであり、1~9ライセンスの規模で利用することができます。 

Basicプランではミーティング時間に制約がありましたが、Zoom One Proプランを契約することで最大30時間まで実施できるようになります時間制限はあるものの、通常の用途であれば十分といえるでしょうまた、クラウド上にミーティングの録画データを保存する機能も利用可能となり、会議を欠席した際の確認や、会議録としても活用することもできるようになります。 

Zoom One Proプランの価格は20,100円/年/ユーザーとなっています 

Zoom One Business

10ライセンス以上で利用する場合は、Zoom One Businessプランを選択することになります。 

Zoom One Businessプランであれば、Proプランの機能に加え、無制限でホワイトボード機能が利用できるほか、大規模利用に必須ともいえる管理機能や配色やロゴ設定などのブランディング機能を利用することもできます。 

Zoom One Proプランは1~9ライセンスまでという制約があるため、ビジネスユースで利用する場合は、実質的にZoom One Businessが最初の選択肢となるでしょう。 

Zoom One Businessプランの価格は26,900円/年/ユーザーとなっています。 

Zoom One Business Plus

Zoom One Business Plusプランを選択することで、Zoom One Businessプランで利用できる機能に加え、クラウド型電話サービスであるZoom Phoneも利用できるようになります。 

近年では、テレワークも一般化しておりオフィス電話の在り方も変化しつつあります。Zoom Phoneにより、企業の電話環境を安価にリプレイスすることができますまた、Zoom one Business Plusプランを契約することで、Zoom Phoneによる国内での無制限通話も提供されます。Zoomの導入に合わせてZoom Phoneの提供も検討される場合は、このプランがおすすめです。 

Zoom One Business Plusプラン31,250円/年/ユーザーで利用することができます。 

Zoom One Enterprise

250ユーザー以上で大規模に利用する場合は、Enterpriseプランを選択しますEnterpriseプランでは、Zoom Webinarとして最大500名の参加者が参加できるミーティングを開催できるほか、クラウド上に保管できる録画データ量も無制限となり、大規模な組織での利用にも耐えることができます。 

また、上述したZoom Phoneについてもプラン内に含まれるため、Zoom One Enterpriseを契約すれば電話環境も合わせて利用できるようになります。ただし、Zoom One Business Plusで付与されていた国内での無制限通話は、本プランでは提供されませんので注意が必要です。 

Zoom One Enterpriseの価格については、個別見積となります。 

Zoom One Enterprise Plus

Zoom One Enterprise Plusでは、Zoom One Enterpriseプランで利用できる機能に加えて、会議室などの共有スペースに専用のミーティング環境を構築できるZoom Room機能が提供されます加えてZoom Webinarの参加者も最大1000名まで拡大されます。また、Zoom Phoneにおいては固定電話向けの「Common Area Phoneやコールセンター・ヘルプデスクなどに活用できる管理機能が提供される「Power Packなどの機能も利用できます。 

これらの機能により、会議室環境の改善やヘルプデスク運営など、幅広い業務への対応が可能となります。 

Zoom One Enterprise Plusの価格については、個別見積となります。 

プランの選び方

このように、多様なプランが存在するZoom Oneですが、これらからどのように自社にあったプランを選べばよいのでしょうか。以下では、企業規模や用途に注目して最適なプランの選び方を紹介します。 

小規模利用で既存電話環境を変更しないケース

限られたユーザー数において小規模に利用する場合は、Zoom One Businessプランの採用が適しています上述のとおり、Proプランでは利用できるライセンス数に制約があるほか、管理ポータルをはじめとした管理機能を利用できません。ビジネスユースでZoomを利用する場合は、組織変更やユーザーの追加など、様々な管理対応が発生しますので、管理機能は必須といえるでしょう。 

Buisinessプランのほかに同様の機能を持ったZoom One Buisiness Plusプランを利用する選択肢もあります。この2つのプランの大きな差は、Zoom Phoneが提供されるかどうかです。既存電話環境に十分満足している当面リプレイス予定もないなど、電話環境を変更するニーズがない場合はZoom One Businessプランが選択肢となります。 

小規模利用かつ電話環境を変更したいケース

一方で、電話環境のリプレイスやコスト削減を検討している場合には、Zoom Phoneが利用できるZoom One Business Plusプランが効果的です。 

クラウド型電話サービスであるZoom Phoneを利用することで、企業の電話環境にかかるコストを大幅に抑えることができます。近年ではZoom Meetingsをはじめとしたミーティングツールが一般化したこともあり、社外とのやり取りにも電話を用いないケースも増えました。このような背景から、固定電話や携帯端末を廃止・削減するという選択肢も取れるようになりました。既存電話環境の保守切れが近い場合などは、Zoom Phoneの導入も併せて検討してみることをおすすめします。 

Zoom One Business Plusプランを契約すれば、Zoom Phoneの基本プランであるZoom Phone Proプランを利用することができます。Zoom Phone Proプランでは個々のユーザーごとに電話番号は付与されないものの、Zoom Meetingsとの統合や管理機能などZoom Phoneの基本的な機能はすべて利用可能です。 

大規模利用のケース

250アカウント以上で利用する大規模利用の場合は、基本的にZoom One EnterpriseプランもしくはZoom One Enterprise Plusプランが選択肢となります。両者の違いは、Zoom Roomsの利用可否やZoom PhoneのCommon Area Phoneなどのオプション機能の利用可否、Zoom Webinarの最大利用者数などです特にEnterprise Plusプランは、会議室の打ち合わせ環境整備や固定電話の設置など、オフィスのミーティング・電話環境を整えることができるサービスを利用することができます。これらも含めて対応したい場合は、Zoom One Enterprise Plusプランが適しているといえます。 

まとめ

この記事では、Zoomから発表された新しいプランであるZoom Oneについて、その概要や各プランの概要、プランの選び方について紹介しました。ミーティングツールであるZoom Meethingsだけでなく、クラウド型電話サービスであるZoom Phoneなども含まれたプランを選択することで、コミュニケーションに関するIT基盤を一元的に利用することができるようになり、IT基盤のコスト削減にもつなげることができます。 

日商エレクトロニクスでは、Zoomの一次代理店としてこれまで延べ1,100社以上のお客さまにZoomを提供してまいりました。サポート面においても、年間2,500チケットに対応するなど、業界最高品質のサービスを提供しており、結果としてZoom販売店約1,000社の中でも最も解約率が低い販売代理店でもあります。 

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この記事を書いた人

dthua

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